LEGO®モデリング「Studio」が楽しい

Studio:LEGO®モデリングソフト LEGO®/nanoblock®
Studio:LEGO®モデリングソフト
USK
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一通り触ってみたので、簡単な解説を

LEGO®が買収したBrickLinkによるLEGO®モデリングソフト「Studio」ですが、ここ数日触ってみるとなかなか使いやすかったです。なので、ざっくりとご紹介。

公式HPをインストールして、起動すると下の画像のような構成になっています。また、BrickLinkのIDを作成し、ログインするといろんなLEGOのライブラリーをインポートすることができるようです。

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できること

Studioでできることは次に述べることです。(実際に触ってみて使ったこと)

LEGO®のモデリング

実際のLEGO®のパーツのライブラリーを選択して、色や角度などを変えることができます。また、ジョイントパーツの接合も可能です。グループ分け(step)や色選択(透明パーツなども選択可)も可能です。

レンダリング

モデリングしたLEGOを実際の質感などにレンダリングしてくれます。「PHOTOREAL」「POV-RAY」「ANIMATION」の3種類のレンダリングを行うことができます。また、レンダリングの際は、nVidia GPU(CUDA)を搭載していればGPUを使ったレンダリングを行ってくれます。

PHOTOREAL/POV-RAY

PHOTOREAL(左)とPOV-RAY(右)を初期設定の高画質(VeryHigh)でレンダリングした結果です。

PHOTOREALとPOV-RAYの違いは、いまいち理解していないのですが、PHOTOREALが実際のLEGO®に近い見た目、POV-RAYは大げさに表現した感じと言ったところかなと思います。

ANIMATION

この機能は面白いです。モデリングしたLEGO®が1段ずつ組み上がっていくアニメーションを生成してくれます。同じ高さのLEGO®が同時に配列したりするので、おそらく段ごとに組み上がっていくんだと思います。

全体が回転しながら、格好良く組み上がっていったり、上から落ちてきてテトリスのように重なっていったりと面白いです。

ただ、このアニメーションをつくるためのレンダリングに時間がかなりかかります。Blenderなどのソフトで行ったほうが早いのか詳しくはわからないです・・・。mp4,mov,gifなどの形式で保存が可能です。

組み立て書作成:Instruction

LEGO®を購入した際に付いてくる組み立て手順書をつくることができます。PDFやpng、そして、ページのレイアウトを選ぶことができます。

モザイク:mosaic

最初は、なんだろうと思いつついじってみたら、すぐに分かりました。任意の写真やイラストをモザイク画像としてLEGO®で造ってくれる機能でした。大きさやLEGO®の種類(タイルや丸いやつなど)を指定してくれたりと調整しながらつくることができます。そして、実際の購入金額もウィンドウに表示してくれます。

パーツ購入

ユーザー登録が必要になりますが、実際にモデルリングしたLEGO®のパーツを購入することが可能です。また、パーツに関しては、新品/中古と選ぶこともできます。

その他

パーツが干渉していないかなどのチェックや部品をCSV形式、XML形式、Blenderなどで読み込めるSTL形式、LDraw形式などに出力することができます。

気になったこと

色々作成してみて気になった点は以下のとおりです。

レンダリングに時間がかかる(PCの性能?QuadroのGPUで行っているのですが)
レンダリングのプレビューがよくわからない(4Kディプレイ非対応だから?)

ただ、モデリングしていくのは面白いです。
そして、肝心なのはLEGO®のパーツがたくさんありすぎて把握できない・・・・。

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