LDdrawデータのライブラリーを同じライブラリーから読み出すようにした
以前の記事で、BlenderなどでLEGOの要素(素材、色など)をそのまま引き継ぐために「LDraw形式」でのやりとりが必要であると書きました。
記事の中でStudioでモデリングしたものをMecabricksやBlenderで読み込むとうまくいかなと書きました。うまくいかないというのは、パーツが一部欠落していたり、配置(上下反転)してしまっていることです。次の画像は、本来のパーツの配置です。(質感は無視)
それを、StudioでLDraw形式でエクスポートし、BlenderやMecabricksで読み込むとこんな感じです。
この原因は、LDraw形式を読み込む際に用いるLEGO®のパーツラブラリー(LDrawのPartsLibrary)に一致するパーツがないということだと思います。
そこで、Mecabricksに関しては、WEBアプリなので手が出せない(もしかしたら設定であるかもしれない)、Blenderは、LDraw形式読み込みに関しては、外部プラグインなので、設定を変えられるということで、BlenderとStudioのLDraw形式のPartsLibraryを一致させることにしました。
一言で言うと、
「Blenderプラグイン設定で、LDrawの場所(LDraw filepath下図赤枠)をStudioのフォルダにあるLDrawフォルダに指定するだけ」
です。
Blenderのプラグインをインストールする際に、LDrawのパーツライブラリーが必要であると記載されていたので、LDrawのパッケージをそのままインストールし、インストール先を指定していました。
しかし、StudioでLDrawをインポートできるのであれば、もしかしたら、同じようなLDrawのライブラリーが用意されているのでは?と思い、フォルダを探っていたところ発見し、設定をしてみたところ無事にStudioとBlenderで差異のないモデリングした結果になりました。
見た目としては、同じような感じになっているのかなと思います。ちょっと質感が違うかなって思いますが、Blender側で調整して好みに合わせればいいのかなと思います。そして、モデルに何か黒いものが突き刺さっていますが、よくわかりません。レンダリングすれば消えるようなので現状無視してます。
これで、BlenderとStudioでのやりとりがほぼ一致するようになったと思います。Mecabricksは、こちらからどうしようもできなませんが、LEGO®の傘下のStudioでうまくモデリングできるので、Studioをメインでモデリングしていこうかなと思います。
LDrawのPartsライブラリーの更新や追加に関しては、Studio側にあるLDrawを追加していけばうまくいきそうです。
やっと本格的にモデリングが取り掛かることができます。
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