LEGO®モデリングソフトLeoCADを触ってみた

USK
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レンダリングがうまくいかない

オープンソースソフトウェアとしてのLEGO®モデリングソフト「LeoCAD」を触ってみました。

LDraw形式が読み込めるので、Studioで作成したサンプルを読み込みました。

Studioでの表示

なんか微妙に顔の色とかが違う。しかし、概ね問題なく読み込んでくれています。

ソフトウェア自体の見た目は、Studioに近い感じです。しかし、Studioとは違い、4Kディスプレイでもきれいに表示されます。しかし、メニューバーのアイコンが小さい・・・・。

使用感は、Mecabricksのような感覚です。ただ、自分が置きたいブロックにうまくはまらない。

基本的な機能は、モデリング、レンダリング、組み立てとStudioにあるような機能が揃ってます。

組み立て

特色のある機能として、ミニフィギュア専用のツールが付いていることです。

ミニフィギュア作成ツール

自分でわざわざパーツを接続する必要なく、パーツをツリーリストから選択することで、組み上がっていきます。これはとても便利。色や一部のパーツにおいては角度も変更することができます。

いくつか触ってみたLEGO®のモデリングソフトにはなかった機能です。とても便利。

ただし、LEGO®パーツがたくさんあるので、どんな形状のパーツがあるおのか頭に入ってないと試行錯誤の繰り返しになります。

気になること

深く触っていないので、もしかしたら間違っているかもしれませんが気になる点はこちら

マニュアルがほぼない

HELPページを見てもらえるとわかりますが、インストールと作成に使うコマンドみたいなものとブロックの積み方と回し方程度です。細かい設定に関しての解説がない・・・・。次に述べるレンダリングなどの設定に関してもみつからない・・・・

レンダリングが汚い

照明の位置やパロメータをいじってはみたのですが、レンダリング後の画像がとても荒いし、暗いしよくわからない。ただ、レンダリングの際、CPUなどを使わずメモリのみ(GPU?)で行っているようです。

ブロックの移動がちょっとクセがある

これは、実際に使ってみないのとわからないのですが、遠近感がうまくつかめないです。自分が置きたいところに移動したと思ったら、検討違いの場所にブロックが配置されてしまいます。これは使い方の問題のような気がしますが・・・・。

普段は、Studioをメインに使っていくことになると思いますが、ミニフィギュアを作る際はLeoCADのツールを使ってもいいかなと思います。

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LDrawライブラリーの設定

いろんなLEGO®モデリングソフト間でデータを使えるようになるLDraw形式も使うことができます。BlenderやStudioなどで横断的に使う際には同じライブラリーからデータを読み込んでいたほうが後々楽です。LeoCADの場合は、通常は、もともと用意されているライブラリーを使っていますが、外部のライブラリーを呼び出す場合は、メニューバーからPreferencesの「PartsLibrary」にLDrawのライブラリーのディレクトリを指定します。Studioと同期させる場合は、Studio内に展開されているLDrawのディレクトリを指定します。また、LDraw形式のライブラリーのZIPファイルを指定してもいけるようです。(読み込みが早くなるとか)

いろいろクセがあるようですが、オープンソースソフトウェアなので今後どんな機能が追加されるか楽しみなLEGO®モデリングソフトだと思います。ソフトのアップデートも定期的に知らせてくれるようなので常に新しいLeoCADを楽しめるようです。

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