書類作成のためにそのまま貼り付けるだけなら、使ってもいいけれども・・・・。
各避難所の意味っていまいち
今回のデータを調べてみて、避難する場所ってたくさんあるんだなぁって知りました。ただ、それらの意味がいまいち。
とりあえず、一定期間避難する必要性がある場合は基幹避難場所に行く必要があるということは理解しました。
指定緊急避難場所
災害から身を守るため緊急に避難する場所です。小中学校などを災害の種類ごと(洪水、土砂、地震、大規模な火事)に指定しています。
指定避難所
避難者が一時的に滞在する施設です。
・基幹避難所(市立の小中学校など)
基幹となる避難所で想定する最大の避難者数を収容する施設。市立小中学校など。
・地域避難所(公共施設・寺・神社など)
一時的に避難者を収容する施設で、一定期間後は、基幹避難所へ統合。
その他
・広域避難場所(大規模な公園・グラウンドなど)
大規模な火災が発生した時に、炎や煙から身を守り、安全を確保する場所です。
・一時避難場所(公園など)
災害時に地域で一時的に避難・集合して身の安全を確保する場所です。
意味もわかったところで、札幌市が公開しているデータを見て感じたことです。
GoogleMapのマイマップ向けに編集したこと
前回の記事では、札幌市が公開している避難所マップのデータをGoogleMapのマイマップにほぼそのまま取り込みに成功しました。
ただし、マイマップでの表示上で一部のラベルを変更しました。
ここで、実際にダウンロードしたもの表で出してみました。本来は、カンマ区切り「,」に並んでいます。メモ帳で開くとこんな感じです。
施設名,所在地,指定緊急避難場所の指定の有無(洪水災害),指定緊急避難場所の指定の有無(土砂災害),指定緊急避難場所の指定の有無(地震災害),指定緊急避難場所の指定の有無(大規模な火事)
桑園小学校,北8条西17丁目,-,-,○,○
とても見ずらい。ただし、表組み計算ソフト(EXCELなど)などで開くと綺麗に表組みで表示してくれるので、表組み前提で説明していきます。
札幌市のデータをそのまま
札幌市から公開しているデータをEXCELで開くと、こんな風になります。表示しているデータは、札幌市中央区指定緊急避難場所の一部となります。
施設名 | 所在地 | 指定緊急避難場所の指定の有無(洪水災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(土砂災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(地震災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(大規模な火事) |
桑園小学校 | 北8条西17丁目 | - | - | ○ | ○ |
編集後
施設名 | 所在地 | 洪水災害 | 土砂災害 | 地震災害 | 大規模な火事 |
桑園小学校 | 北8条西17丁目 | - | - | ○ | ○ |
表示名を一部削除
自分としては、ある部分がとても気になる点があります。それは、「指定緊急避難場所の指定の有無」同じ表にたくさん表示されていてもしょうがないということでばっさりと削除しました。
札幌市の公開しているデータで気になる点
データの中身が違う?
該当のページから「CSV形式」でダウンロードすることが可能なのですが、HP上で表示されている情報とダウンロードしたものが若干違うことです。
HP上で表示されたもの
id | 施設名 | 所在地 | 指定緊急避難場所の指定の有無(洪水災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(土砂災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(地震災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(大規模な火事) |
1 | 桑園小学校 | 北8条西17丁目 | - | - | ○ | ○ |
ダウンロードして開いたもの
施設名 | 所在地 | 指定緊急避難場所の指定の有無(洪水災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(土砂災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(地震災害) | 指定緊急避難場所の指定の有無(大規模な火事) |
桑園小学校 | 北8条西17丁目 | - | - | ○ | ○ |
よくよくみるとダウンロードしたCSVファイルには「id」という項目が削除されています。自分のやり方が悪いのか・・・。よくわからないです。
札幌市○○区もいれてほしい
札幌市内での利用だから必要ないだろうという判断かと思いますが・・・・。GoogleMapさんは、そんなこと知らねぇです。いくつか札幌市外の場所を示す場所がありました。
調べてみると住所が足りない。札幌市○○区がデータに含まれていないので、中央区の伏見が京都の伏見とご認識していました。これはまいった。
ただ、これに関しては、EXCELの関数で全住所の頭に「札幌市〇〇区」を追加すれば問題解決です。
住所を番地まで書いてほしい
GoogleMapマイマップで読み込もうとした際に、データにエラーがある場合わかるようになっています。ふと浮かんだのが、「住所がまちがっているのかな?」という点です。エラーになっている項目の施設の住所を調べてみたら、番地が足りない・・・。調べ直した住所に入れ直したらエラーが改善されました。でも、エラーの中には、住所が合っているのにエラーを起こすものもありますが・・。
これは、困る・・・。なぜならば、本来の目的であるuMap(オープンストリートマップ)で読み込む際、緯度経度が必要になります。しかし、札幌市が公開しているデータでは、緯度経度が書かれていません。そのため、住所から正確な緯度経度を算出する必要があります。全部チェックしたいのですが、なんやかんや1000件近くあるものに対してチェックするのは辛い・・・。
参考サイト
今回のデータは、札幌市が公開しているデータをもとにしています。(2019.10.23時点)
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