
パズルのピースよりデザインを考えるのに時間がかかってしまった
以前、ジグソーパズルのピースを生成することができるサイト(Jigsaw puzzle generator)を紹介しました。
このソフトウェアを使って、ジグソーパズルで作れるということで、早速準備に入りました。
ジグソーパズルのピースの生成
まずは、Jigsaw puzzle generatorにてジグソーパズルのピースを生成しました。

パズルの仕様としては、「300mm×200mmの150ピース」になります。
この設定で生成されたものが次の画像です。

これをベースに準備をしていきます。
デザインを考える
当初は、アルミ板で宇宙飛行士の訓練に使われる無地のジグソーパズルを作ろうかと考えていました。しかし、裏表が同じ表面のアルミ板だとパズルを組みたてのとき、かなり難易度が高くなってしまうということに気付きました。そこで、何かイラストを載せようと思い色々考えていました。このデザインを考えるのが一番時間がかかりました。
最初は、OpenStreetMapの地図をデザインにしようとしたのですが、パズルのピースごとに地図を分割するのがうまくできず諦め、次に考えたのが、国際基準に変更したクリーニングのマーク。しかし、クリーニングマークもなんか国際基準と微妙に違う。う~んと悩んでいたところ、ポータルサイトで見つけたのがこちら

日本の文化などをピクトグラムで表現した「EXPERIENCE JAPAN PICTOGRAMS」
無償で商用利用可能など自由に使え、パズルのデザインとして面白いということで早速ダウンロードしてパズルのピースに合わせてみました。

いい感じに配置ができたと思います。ちなみに、ある順番でイラストを並べれば、苦労せずにパズルを組み上げることもできます。きちんとヒントもこのデザインに入れ込んでいます。
加工ようにデータを調整
パズル自体ですが、CNC加工機で製作しようと思っています。イメージとしてはこんな感じです。

わざわざピースを分けた理由は、ピースをくっつけたままで加工するとドリルの幅分隙間が空いてしまうため、ピース1個づつ加工する必要があったためです。ピースとしての加工とデザインを削るための加工がそれぞれ必要です。
デザイン加工用
ドリルで表面を削ってデザインを描くためのデータです。

ピース加工用
先のピクトグラムを作ったら、パズルのピースに切り分けて行きます。

とりあえず、データを用意できたのであとは加工するだけです。
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